VOD(動画配信サービス)のデメリットとは?
◆VOD(動画配信サービス)のデメリットとは?
先回は、VOD(動画配信サービス)のメリット(良い点)について、ご紹介しました。VODはレンタルサービスに比べて、メリットがたくさんありますが、その反面、使いにくい点(短所)もあるのです。
VODを利用する時、長所だけでなく、短所も知っておくと、あとで迷ったり、トラブルにあいにくくなります。
そのVOD(動画配信サービス)のデメリット(短所)について、詳しく説明していこうと思います。
VOD(動画配信サービス)のメリットについては以下を参考にされてください。
①サービス、料金について
一番、気になる料金やサービスについてのデメリットをご紹介していきます。
・動画を見なくても、毎月の利用料がかかる。
VODの支払いは月額で定額料金が定番になっています。メリットでもお話したように、毎月、定額の料金を支払うことで、作品が見放題という大きなメリットがあります。
仮に、1か月間、1つも動画を観なくても、月額料金がかかってきます。毎月、好きな作品やジャンルがあって、利用していれば、費用対効果があって、お得といえばお得ですが、何も観る作品がなくても、たとえ1作品もみなくても、毎月の料金はかかっていくのです。
登録をする際に、その点をしっかりと理解した上で、利用しましょう。
※なお、ほとんどのVODが14日間~1か月間の無料期間があるので、その間にいろいろと観てから、検討するといいでしょう。
・支払いがクレジットカードのみという所が多い。
ほとんどのVOD(動画配信サービス)は、クレジットカードが必須となっています。もし、クレジットカードを持っていない場合は、登録することができません。
なお、デビットカードの利用は可能です。
※中には、利用できないデビットカードもあるので、注意が必要です。
VOD(動画配信サービス)の中には、キャリア決済ができる所もあるので、もし、クレジットカードが利用できない場合は、キャリア決済ができるVODサービスを利用するのも一つの方法です。
・18歳未満が登録できないサービスもある。
VOD(動画配信サービス)の支払いはクレジットカードでの決済が必須の所が多いため、18歳未満の人はクレジットカードが作れないため、サービスを利用することができません。
なお、この点について、詳しく説明していないサービスもあるので、規約等を確認することも必要です。場合によっては、サービスに問い合わせることも必要でしょう。
お金が掛かる以上、18歳未満の場合は、親権者である(保護者など)にアカウントを作ってもらって、利用するという方法がいいでしょう。
VODサービスの中には、1つの支払いで複数のアカウントが使えるというものもあるので、そういう使い方も検討するとよいでしょう。
②利用方法と利便性について
VOD(動画配信サービス)を利用する際の利用と利便性に関するデメリットをご紹介します。
・通信環境と通信費用がかかる。
VOD(動画配信サービス)は、インターネット環境がないと、視聴することができません。もし、インターネット環境がない場合はプロバイダー等と契約する必要があります。
インターネット環境を契約する場合、スマホやタブレットを利用して視聴するようでしたら、wifi環境を準備するといいです。
これは、通信費の節約にも繋がります。動画を観る場合、データ通信量が大きいため、使い放題や利用するデータ量にあった通信プランに契約しないと毎月のネット料金が高くなります。
ネット環境を整える場合は、自分自身の利用環境を考えた上で、適切なプランを契約することをおススメします。
・視聴するためにデバイスと充電が必要である。
現在、VOD(動画配信サービス)を利用する場合、使えるデバイスは、パソコン、スマホ、タブレットのいずれかが必要になります。そのいずれかのデバイスがあれば、視聴することができます。
スマホやタブレットで視聴する場合、データ通信量が大きいため、バッテリーの消耗が激しくなります。
そのために、ちょくちょく、充電をしなくてはいけなくなることが多々あります。外出先で利用する場合は、持ち運びできる充電器を持っていくといいです。
・視聴環境の画質や速度が左右される場合もある。
VOD(動画配信サービス)の画質は、「SD(480p)」、「HD(720p)」、「フルHD(1080p)」、「4K(2160p)」に対応しているので、高画質で観る事ができます。
VODサービスの中には、プランによって、SD画像しかみれないというものもあります。そうなると画質が悪くなる可能性があります。
VODサービスを登録する際には、その点も確認するとよいでしょう。なお、視聴するデバイスがHD画質に対応しているかどうかも確認しておくといいですね。
また、ネット環境や外出時に場所のネット環境によって、速度が左右されたり、ネットが繋がりにくくなることも多々ありますので、場所を変えたり、少し時間を空けてから視聴したりして対応するといいでしょう。
なお、作品によっては、特に過去の古い作品等は低画質になる場合もあります。
③作品について
・吹き替え版がない作品もある。
海外ドラマや映画などの場合、日本語版の吹き替えがない作品もあります。
どうしても、吹き替え版が観たい場合は、吹き替え版が配信されているか調べる必要があります。
・配信期限が決められている作品もある。
VOD(動画配信サービス)の動画はいつまでも、観れるというわけではありません。作品によっては、配信期間が決められているものがありますので、その期限が来れば、観る事ができなくなります。
永久的に動画を観れるとは限りませんし、配給先との契約によって、配信が打ち切りになることもあります。
視聴する際には、期限があるかも確認しておくといいです。
・動画配信サービスによって、作品のラインナップの特徴が違う場合がある。
作品のラインナップによって、それぞれのVOD(動画配信サービス)には特徴があります。
ここのサービスはこのジャンルが、別のサービスはこのジャンルがという特徴があるので、VOD(動画配信サービス)を選ぶ際には、それぞれのVODサービスを比較した上で、検討するといいでしょう。
・録画(ダウンロード)ができない。
ほとんどのVOD(動画配信サービス)は、録画やダビングができません。
ただし、VOD(動画配信サービス)の中には、デバイスのアプリ内に動画をダウンロードして、オフライン状態で動画を再生できる機能があるサービスもありますが、デバイスに保存して転送したり、配信期限が過ぎた後にも見られたりする録画はできません。
なお、DVDやBlu-ray、USBなどにダビングして他人に譲渡することもできませんので、利用する際は、規約違反をしないように注意してください。
・特典画像が観れない
DVDを購入するとよく、特典画像がついてたりしますね。VOD(動画配信サービスでは、本編だけしか見れませんので、そのような特典画像は観る事ができません。
どうしても、観たい作品の特典画像が欲しい場合は、DVDやBlu-rayを購入するしかありません。
・最新作は基本的に少ない。
ほとんどのVOD(動画配信サービス)は見放題なので、最新作はあまりありません。あっても、少しだったり、公開よりも後になることが多いです。
VOD(動画配信サービス)の中には、PPVシステムが使えるVODサービスなら、いち早く観る事ができます。
④まとめ
VOD(動画配信サービス)のデメリット(短所)をご紹介してきました。
VOD(動画配信サービス)はどちらかというとデメリットよりもメリットの方が多いといますね。
スマホが普及されたことで、VOD(動画配信サービス)が注目されてきていますが、まだまだ、発展途上とも言えます。今後の5Gなどの開始によって、ますます注目度が増していくと考えられます。
そうなるともっともっと、楽しいサービスが増えたり、充実していくのではないかなと思います。
あなたも、VODのメリットとデメリットを知って、生活の一部にVODを上手く取り入れて、楽しんでくださいね^^
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